知 識 (酸素治療)

現代人は慢性的な酸素不足!

酸素カプセル

酸素は人の機能を維持するうえでとても大切です。一方で、現代は複数の要因により酸素を取り込みにくくなっています。こちらでは、現代人が酸素不足に陥りやすい要因についてお話しします。


酸素は人のパフォーマンスを左右する

大気の酸素濃度は人間のパフォーマンスに大きく影響します。通常の酸素濃度は約21%であり、この環境下では問題なく活動可能です。しかし、換気状況や人間の酸素の取り込み方法によっては、この酸素濃度を維持できなくなってしまいます。 安全に活動できる酸素濃度のボーダーラインは約18%です。この酸素濃度を下回ると、明らかな体調不良が現れ始めます。酸素濃度16%では頭痛や吐き気が、12%はめまいや筋力の低下などが起き始める危険な領域です。6%になると一瞬で呼吸が停止し、生命活動に支障をきたします。 18%以下の酸素濃度で現れるさまざまな症状を「酸素欠乏症」と呼びます。通常の環境では、適度に換気を行っていれば酸素欠乏症になることはありませんが、閉所で作業をする工事現場などでは、災害として酸素欠乏症が発生しています。


数百年前と比較して酸素濃度は低下

地球上の酸素濃度は時代とともに変化してきました。数百年前の酸素濃度は約25%だったと言われています。さらに太古にさかのぼると、30~40%の酸素濃度だった時代もあるという説もあります。 酸素濃度が低下した原因として考えられるのは、森林伐採や環境悪化、大気汚染などです。酸素を作り出すのは樹木であるため、森林の消失が進むと当然酸素の供給量が減ってしまいます。化石燃料の燃焼などでも、酸素が消費されています。 近代は約21%の酸素濃度を維持しています。しかし、長期的に見れば今後も酸素が少なくなっていく可能性は否定できません。


酸欠の主な原因は酸素の取り込み不足

数百年前と比較して酸素濃度が低下している背景に加え、現代人は酸素を取り込む能力が落ちています。 ストレスによる体内環境への悪影響は、酸素不足を招いている一因です。さらに、交通機関の発達によりさほど運動が必要なくなったことから心肺機能が低下しています。健全な心肺機能は酸素の取り込みに不可欠です。


気圧を高めて酸素を取り込むメリット

酸素カプセル

多くの方は「酸素カプセルの中は高濃度の酸素で満たされているだけ」とお考えかもしれません。もちろん高濃度酸素を送り出すのは酸素カプセルの代表的な機能ですが、酸素カプセルはもうひとつの機能によって体内酸素量の増加を促進しています。こちらでは、酸素を取り込むうえで極めて重要な「気圧」についてお話しします。


酸素には2種類ある

一口に「酸素」と言っても、体内にある酸素はその形態によって2種類に分けられます。以下では、「結合型酸素」と「溶解型酸素」について解説します。

結合型酸素

結合型酸素は、赤血球の色素である「ヘモグロビン」と結合する酸素です。体内にある酸素のうち99%を占めています。約7ミクロンと比較的サイズが大きいことが特徴です。 通常の呼吸では、結合型酸素が取り入れられます。しかし、そのサイズの大きさから毛細血管を通過しづらく、体中に行き渡りにくいという特徴があります。加齢や生活習慣の悪化により血管が細くなると、さらに通過しづらくなってしまいます。


溶解型酸素

溶解型酸素は血液や体液に溶け込んでいる酸素です。ガス化した状態で溶け込んでおり、サイズは5ミクロン程度です。一方、体内には非常に少ない量子しか存在しません。 サイズが小さいため、毛細血管内部も無理なく通過します。結合型酸素と比較すると、体中にいきわたりやすいことが特徴です。酸素による健康効果を最大化するためには、溶解型酸素を増やすことが重要になります。


溶解型酸素は高気圧で増える

サイズの小ささから体内にいきわたりやすい溶解型酸素ですが、通常の呼吸で増やすのが難しいことが難点です。酸素カプセルはこの問題を解決するため、「ヘンリーの法則」に着目しています。 ヘンリーの法則は、簡単に言えば「気圧が上昇すると液体中に溶解する気体の量が増える」という法則です。血液中の酸素も例外ではありません。 酸素カプセルは内部の気圧を高め、溶解型酸素が増えやすい環境を作り出します。さらに高濃度の酸素で内部を満たすことにより、酸素の吸収を促進しているのです。


酸素カプセルではベストな気圧が保たれる

基準となる通常の大気圧は1気圧です。対して、一般的な酸素カプセルの内部は最大1.3気圧に調整され、酸素の溶解を促進される環境が整っています。この気圧差によって体に大きな影響を受けます。 加齢などの原因によって血管が細くなると結合型酸素は運ばれにくくなってしまい、細胞が酸素不足になり、病気や老化の原因になると言われています。酸素カプセル内で気圧を上げることで溶解型酸素を増やすことができるので、体中に酸素を行き渡らせ、細胞に活力を取り戻させることが望めます。そのため自然治癒力の向上や健康増進に期待ができるのです。


ホームジムよりも酸素カプセルをオススメする理由

酸素カプセル

自宅に導入する設備として、ホームジムと酸素カプセルは頻繁に比較されますが、自主的に設備を設置するのであれば酸素カプセルがおすすめです。特にトレーニング初心者の方はホームジムよりも酸素カプセルを設置したほうがメリットを得られます。こちらでは、ホームジムよりも酸素カプセルをおすすめする理由についてお話しします。


酸素カプセルは利用が簡単

筋力トレーニングによる効果を最大化しようとすると、まずは正しいフォームを学ばなければなりません。間違ったフォームのままトレーニングを続けていると満足な効果を得られないだけではなく、体を故障してしまう可能性があります。むやみに回数や負荷を上げるよりも正しいフォームで集中してトレーニングを行うことが大切です。自己流でトレーニングをする際には注意しましょう。 一方、正しいフォームの習得は簡単ではありません。トレーニングに関する書籍やインターネットの動画で学ぶこともできますが、体のサイズや運動能力には個人差があるためフォームの習得方法も共通ではありません。効率的にトレーニングを行うのであればインストラクターの指導を受けることが最も確実と言えます。 対して、酸素カプセルの利用中はカプセル内でリラックスしているだけです。利用に特別なスキルは必要ありません。身体能力や技術は関係なく、高濃度酸素の効果を得られます。


省スペース

トレーニングを効率よく進めるためには、各部位へと集中的に負荷を与える必要があります。さらに、強い負荷をかけた後は体を休めることも大切です。本格的なトレーニングのために負荷を与える部位を細かくしていこうとするとその分ホームジムの機材も増え、大きなスペースが必要になってきます。 酸素カプセルは単体の機材で完結するため、ホームジムよりも省スペースです。また、設置するスペースに合わせてコンパクトな酸素カプセルを選ぶこともできます。


時間を有効活用できる

通常、トレーニングではその時の運動に集中する必要があります。内容によっては集中力を欠くとケガをしてしまうおそれもあるため大変危険です。また、常に体のどこかが動いているため、原則として他の作業はできません。 酸素カプセルのメリットは、利用中も他の作業ができることです。利用中の過ごし方として読書している方はたくさんいます。十分にスペースがあるカプセルであれば、パソコンを持ち込んで仕事の作業をすることも可能です。


アスリートに酸素カプセルが人気なワケ

酸素カプセル

酸素カプセルは運動へのメリットからとりわけプロアスリートの間で人気です。こちらでは、酸素カプセルがアスリートの間で注目されている理由についてお話しします。


身体のコンディショニング

疲労やだるさ、節々の痛みの原因は疲労物質の乳酸です。運動後は身体を休ませて乳酸の濃度を下げ、疲労を回復させます。しかし、プロのアスリートの身体には、一般の方とは比較にならないほどの乳酸が蓄積されます。さらに、スケジュールの関係からも、体内にたまる乳酸をいかに管理するかが重要視されるのです。 酸素カプセルはスピーディーに乳酸の濃度を下げる方法のひとつです。体内に取り込んだ酸素がたまった乳酸を分解し、体外へ排出します。運動後に酸素カプセルを利用すると、通常よりも早く疲労を回復できます。


スタミナの向上

運動の際は、筋肉の収縮が起こります。酸素は筋肉を収縮させるためのエネルギーのひとつです。人は、運動時の呼吸によって酸素を取り込み、血液で筋肉へと送り届けます。 身体に大きな負荷をかけるアスリートにとって、酸素の取り込みはとても重要です。運動の負荷が大きいほど、必要な酸素量が増します。多くのアスリートは肺活量の強化トレーニングを行い、取り込む酸素量を増やします。 酸素カプセルは血中の酸素濃度が上がるため、運動時のスタミナ向上方法としても有効です。酸素カプセルを日常的に使用していると、ベストなパフォーマンスをできる状態が持続しやすくなります。


ケガの回復が早くなる

アスリートにとってケガは致命的であると同時に避けられない問題です。不運にもケガをしてしまった場合は、早めに復帰しなければなりません。回復が遅れると、大事な試合や大会に参加するチャンスを逃してしまいます。 ケガの回復に必要な要素のひとつも酸素です。患部へ回復に必要な栄養を供給するために酸素が消費されます。大気から取り込む酸素だけでは、ケガの早期回復には不十分です。 酸素カプセルは、ケガから回復するための酸素を効率よく吸収する方法としても注目されています。過去には、プロサッカー選手や野球選手が試合復帰のため実際に酸素カプセルを利用しています。


注目を集める酸素カプセルのダイエット効果

酸素カプセル

酸素カプセルが注目されている理由のひとつが、ダイエット効果です。こちらでは、酸素カプセルがダイエットに効果的と考えられている理由についてお話しします。


寝ているだけでダイエット? 酸素カプセルで痩せる理由とは

体脂肪は「中性脂肪」「リン脂質」「コレステロール」「脂肪酸」に分けられます。このうち全体の約90%を占めるのが中性脂肪です。そのため、ダイエットでは中性脂肪をいかに燃焼させるかが主眼となります。 効率よく中性脂肪を燃焼させるためには、脂肪分解酵素である「リパーゼ」が重要です。リパーゼが活性化すると、基礎代謝が高まり中性脂肪の燃焼が促進されます。 体内酵素としてのリパーゼは空腹時や運動後に活性化します。アボカド、グレープフルーツ、大根といった食物から外部酵素として摂取することも可能です。また、酸素を身体に多く取り込むことでも、リパーゼの働きが強くなります。 酸素カプセルで体内に酸素を補給すれば、リパーゼが活性化され体が脂肪燃焼をしやすい状態になります。ダイエットでは、筋肉をつけ有酸素運動で中性脂肪を燃焼させる方法が主流でした。酸素カプセルを利用すれば、横になり酸素を取り込むだけで効率よく脂肪燃焼できる体ができあがります。


酸素カプセルの利用で太りにくい体に

ダイエットでは、脂肪燃焼と同じように「太りにくい体づくり」も重要視されます。体重が減ったとしても、体が脂肪をためこみにくい体ができていなければすぐにリバウンドしてしまいます。体重を減らすだけの無理なダイエットが推奨されていないのはこのためです。 現代の日本では、カロリー過多になりがちな食生活を改善することも重要だと考えられています。娯楽として食事を楽しんでいる場合、ついつい必要以上のカロリーをとってしまいがちです。消費しきれないカロリーは、脂肪として体に蓄積されてしまいます。 食べすぎを防ぐためには、満腹中枢を刺激する必要があります。満腹中枢に信号を送るホルモンのひとつが別名「満腹ホルモン」と呼ばれる「レプチン」です。レプチンはよく噛んで食べたり、良質な睡眠をとったりすることで活性化されます。また、脳が多量の酸素を取り込むとレプチンが増えることがわかっています。 せっかく体重を減らしたとしても、その体重を維持できなければダイエットの成功とは言えません。酸素カプセルでレプチンを増やし、太りにくい体を目指してはいかがでしょうか。


二日酔いが辛い……そんなときは酸素カプセルを!

酸素カプセル

二日酔いへの対策として、酸素カプセルが注目されています。こちらでは、二日酔いが起きる原理や酸素の作用についてお話しします。


大量の酸素でアルコールを分解

二日酔いの最もたる原因は、「アセトアルデヒド」という有害物質です。アセトアルデヒドは酸素によって炭酸ガスと水に分解されます。しかし、アルコールの摂取が許容量を超えると、分解が追い付かなくなってしまうのです。 加えて、飲酒すると体内の酸素が少なくなってしまうと考えられています。これは、アセトアルデヒド分解のために多くの酸素が使われることに加え、血中にアルコールが入り込み体全体への酸素供給が滞ってしまうことも原因です。さらに、アルコールを摂取した人がそのまま就寝すると睡眠時無呼吸症候群を引き起こしやすいこともわかっています。 アルコールを飲んだ翌日の起床時は、体内の酸素が少なくアセトアルデヒドが残っている状態です。このことにより、頭痛や吐き気など二日酔いの諸症状が起こります。酸素を吸収できれば、体に残ったアセトアルデヒドを分解できます。 スピーディーに酸素を取り入れる方法として酸素カプセルは打ってつけです。そのため、お酒を飲んだ翌日に酸素カプセルを利用する方が増えています。


飲み会の前の酸素カプセルで二日酔いを予防!

そもそも二日酔いになりたくないという場合は、飲み会の前にあらかじめ酸素カプセルを利用しておくのもおすすめです。体に十分な酸素を取り入れた状態で飲酒すれば、アセトアルデヒドの分解に酸素が使われても余裕があります。通常よりも長い時間、気分が悪くならずにお酒を楽しめるかもしれません。 大事なイベントや飲み会が増える年末などに、悪酔い・二日酔いの予防策として酸素カプセルを利用する方は増えています。また、体調不良時にどうしてもお酒を飲まなければならないケースなどでも、あらかじめ酸素カプセルを利用しておくとよいでしょう。 もちろん、何よりも確実な二日酔い対策は「お酒を飲まない」「量を減らす」ことです。酸素をたくさん取り入れていたとしてもアセトアルデヒドの分解で使い切ると気分が悪くなるかもしれません。酸素カプセルを利用していた場合も、体調と相談しながらお酒を飲む必要があります。


酸素カプセルとは

普段私達は呼吸をして酸素を体内に取り入れています。しかし、現代では環境汚染などが原因で、慢性的な酸素不足と言われています。 人が生きていく上で最適な空気中の酸素濃度は約30%と言われています。それに対して、現在では約21%という最適な濃度の数値よりもかなり下回るデータが出ています。 それにもかかわらず、大気汚染や森林伐採の影響で今でも酸素はさらに減り続けています。そんな酸素不足状態の現代人のケアのために発明されたのが「酸素カプセル」です。


酸素カプセルの効果

酸素カプセルと通常の空気の違い

酸素カプセルの正式名称は「高気圧酸素カプセル」と言います。体と気圧の関係は深く、気圧によって体調は大きく影響を受けます。 通常の大気の酸素濃度が21%であるのに対し、酸素カプセル内ではその濃度が30%まで上昇します。こうした1.30 気圧の高気圧環境により、効率的な酸素摂取が可能になるのです。


肉体疲労の回復

酸素中には、疲労やだるさの原因となる血中乳酸を分解・除去する成分が含まれています。たっぷりと酸素を摂取できれば疲労の回復を早められます。 また、私たちが感じる「疲れ」には、脳の酸素不足が影響している場合があります。脳への酸素供給量が減ると、酸素不足がストレスとなって脳に蓄積し、強い疲労感へ繋がってしまうのです。


集中力の向上

脳では、人が1回の呼吸で摂取する約4分の1の酸素が消費されています。 酸素が十分に行きわたった状態の脳は、活発に働くことができるようです。ある実験で、高濃度の酸素を吸いながら英単語を覚えたグループと、普通の状態で英単語を覚えたグループの2つに分けて翌日にテストを行いました。その結果、酸素を吸ったグループの方が多くの単語を覚えていたというデータが出たのです。


美肌効果・アンチエイジング

肌を健康に保つには、新しい細胞の働きが必要です。 古い細胞が新しい細胞によって押し上げられ、はがれ落ちていくことで健康的な肌が生まれます。 この肌作りには、新陳代謝を活性化させるために酸素が重要な働きを担います。細胞内に酸素が与えられると、細胞の活動が活発になり肌のターンオーバーを正常化させます。


睡眠不足の解消

最近話題になっている「睡眠負債」。これは日々の睡眠が足りないことにより、心身にマイナス要因が積み重なっていく状態のことを言います。 血中の酸素濃度を上がると、自律神経が落ち着きます。そうすることで、質の良い睡眠をとれるようになるのです。 酸素濃度を上げるため酸素カプセルを使用し、効率よく酸素を摂取しながら眠れば、約1/3 の時間で通常の睡眠時間と同様の休息、またはリラックス効果を感じることができるそうです。


自己治癒力の向上

ケガの回復にはたくさんの酸素が必要です。 酸素カプセルには溶解型酸素の量を増やす働きがあります。筋肉や靭帯の損傷、骨折などで細胞が傷ついた場合も、回復に欠かせない酸素を効率よく運んでくれるので、早期の回復に役立ちます。


二日酔いの回復

酸素不足が二日酔いの原因になることがあります。 そもそも「酔う」とは、血液中のアルコールの量が、アルコールを分解する速さを上回る事で起こります。アルコール分解にはたくさんの酸素が使われて酸素不足に陥るため、二日酔いの原因となるのです。 二日酔いを予防するなら、お酒を飲む前に酸素カプセルを利用すると良いでしょう。体内の酸素を十分に蓄える事で酸素不足を防ぎ、酔いの症状を和らげることができます。


酸素カプセルとは健康について

酸素カプセルは健康に良い影響を与えます

酸素カプセルでは「溶解型酸素」という小さな分子を体内に取り入れることができます。溶解型酸素には、血液のめぐりを良くする効力があります。血流が良くなることで、肩こりや腰痛の症状が和らぎます。また溶解型酸素はサイズが小さく、毛細血管まで届きやすいのが特徴で、酸素をからだ全体に供給して代謝を向上させます。


目・肩・腰のリフレッシュ効果

酸素カプセルに入ると「溶解型酸素」という小さな分子を体内に取り入れられます。溶解型酸素は、サイズが小さく毛細血管まで届きやすく、効率的に酸素をからだ全体に供給し、代謝を向上させます。さらに、血液をサラサラにする効力もあるので、血流が良くなり、肩こりや腰痛の症状を緩和します。 人間の体は酸素をたくさん取り込むと、細胞の一つひとつが活性化し、エネルギーを積極的に生産するようになります。 有酸素運動だけでなく、日々意識的に深呼吸を行うことは心身を安定させる効果を発揮します。 最近では毛細血管やリンパ液など、体内に酸素を届けられる「酸素カプセル」を活用して、質の良い酸素吸入を行う健康法が注目されています。


酸素カプセルの原理

酸素カプセル

高気圧・高濃度酸素がもたらす酸素カプセルの実力

体内には2種類の酸素があります。 それは【結合型酸素】と【溶解型酸素】です。 結合型酸素はその名の通り、血液中のヘモグロビンと結びつく酸素です。 そして体内酸素の99%が結合型酸素なのですが、ヘモグロビンと結合している為にヘモグロビンの量を超えて運ばれることはありません。 全身の血管の90%は毛細血管ですが、結合型酸素は分子量が大きく毛細血管を通りにくいという特徴があります。

酸素カプセル

一方、溶解型酸素はヘモグロビンの量には依存しません。 また分子が小さいので血液、体液に直接溶け込み毛細血管を通りやすいのです。 つまり溶解型酸素を体内に多く取り入れることが大切なのですが、溶解型酸素は通常の呼吸だけでは非常に少なく、 酸素吸入だけでは増えません。

そのような悩みを、高気圧環境・高濃度酸素を搭載したO2カプセルが解消します。

酸素カプセルはヘンリーの法則に基づき、極めて理論的な形で体内の溶解型酸素を増やします。 ヘンリーの法則とは【気体が液体に溶解する量は、その気体の分圧に比例する】という理論です。 酸素カプセルは最大1.3気圧の高気圧環境を生み出し、MAX50%の高濃度酸素を吸入することが出来ます。


酸素とカラダ

「すべての病気は酸素の欠乏症である」

現在、地球上のいたるところで大気汚染、環境悪化などによる酸素不足が起きています。 数百年前は25%近かった大気中の酸素濃度が現在では平均して21%まで落ちています。 更にストレス、不規則な生活習慣、喫煙、飲酒、体力の衰えによって、現代人は慢性的な酸素不足に陥っています。 空気中の酸素濃度が低下することを「酸素欠乏症」と言い、人体が酸素濃度18%未満の環境におかれると生じます。 酸素不足は様々な疾患の引き金になる可能性もあり、大変危険です。 また、血中酸素濃度が低い人は、痩せづらい体質になってしまったり、疲れが取れにくくなることもあります

酸素カプセル

酸素の動き

記憶力の向上

全身の酸素消費量の20~25%は脳で消費すると言われています。 脳の働きが活発になると、通常よりたくさんの酸素が必要となります。 そして、酸素が十分に供給されると、脳は活発に働いているα波を出している状態になります。 この状態は、集中力や記憶力が高まっていることを示します。


乳酸の分解

疲れは、筋肉に乳酸が溜まっていくと感じるようになってしいます。 肩のコリや身体のだるさも乳酸の仕業です。 酸素はこの乳酸を炭酸ガスと水に分解して体外へ排出します。 プロ野球チームやサッカーチームなどが酸素カプセルをチーム内に設置しているのは、 この効果を狙ってのことが多いのです。


ダイエット

糖分や脂肪を燃焼させる脂肪分解酵素のリパーゼが活動するためには、十分な酸素が必要です。 酸素を身体に取り込むことで、新陳代謝をアップさせ、脂肪燃焼を促進し、普段の基礎代謝が高まります。 また、体内の脂肪量には脳内の物質も関係してきます。 脳に酸素を大量に取り込むことで、身体の脂肪量を調節する脳内物質のレプチンが増えてくるといわれています。 このレプチンが正しく働くことで、余分な脂肪を溜め込まないように脳が身体に指令を出してくれます。 そうすることで、太りにくい体質を作ることにもつながるのです。


けがの回復

イングランド代表のサッカー選手、ベッカム選手が、ワールドカップ直前に骨折をした後、 驚異的な回復を見せました。 この時ベッカム選手が使ったといわれるのが高気圧酸素療法です。 酸素カプセルも、ケガの回復には同じような効果があるといわれています。 というのも、筋肉や靭帯の損傷や骨折などで傷ついた細胞を再生するには、多くの酸素を必要とするからです。 また、手足の末端にまで届く溶解型酸素は、細胞の活動を活発にし、血行を促進します。


健康肌へのサポート

酸素カプセルで細胞に届けられる溶解型酸素は毛細血管も通りやすいため、皮膚細胞の活性化も期待でき、 新陳代謝も活発になるため、皮膚の再生サイクルが正しく整えられ、美肌効果が期待できます。